5月の手づくり市に追加する鼻緒の布をセレクト。
前回「洋装用ハナオ」と想定していろいろ作ってみましたが、実際仕上がった鼻緒を見て、「柄がポップすぎると洋服が限定され、かえって合わせづらいんじゃないか?」と思うようになりました。
ゲタ単品で見るとカワイイけど、いざ洋服とコーディネートするとなると・・・足元だけ目立ちすぎる?
そこで次回は服地の定番柄のボーダー・色無地・ストライプ・チェックで作ってみることにしました。
和装業界では「色無地の鼻緒なんて地味すぎて今どき誰が買うのよ!」って感じなのですが、シャツやデニム、ワンピースを想定すると意外と合うんじゃないかな?と。
この違いの発見は下駄屋として新鮮でした。
また、鼻緒をデザインする際にも、今までだと「この柄で鼻緒を作ったら面白いのが出来そう!」という感じだったのが、「この布地で作ったらこういう系のファッションに合いそうだな」というように、全体のイメージをして考えるようになってきました。
コチラの業界は昔からの分業制が基本なので、どうしても「鼻緒はハナオ」「下駄はゲタ」「草履はゾウリ」「着物はキモノ」「帯はオビ」と個別で成り立っていますのでね。
(ま、アパレル業界で洋服作ってはる方にとっては当然の事なんでしょうけど~)
出来上がりが楽しみです♪
コメントをお書きください